ふむ。よかった。
以下、識見を抜粋。
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『自信はあるが傲慢にならない』のは生徒が己を知っているからに他ならない。
逆説的だが、全員へ同等に課される厳しい規則に従い耐えることにより、個性は結晶していく。全寮制のこの抑圧された状況でしかも限られた自由時間の中で何をしたいか何ができるかを考え、好きなことを見つけこれに打ち込む。すると自我が芽生え確固たる個性が生まれてくるのである。私が出会った生徒達はみな個性的であった。パブリック・スクールには個性を生かして社会で活躍している卒業生があまたいる。
質問は、話し手の言わんとすることをよく聞き、かつそれを理解していなければできない。
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もちろん、この書籍にあるように、【どの国も固有の歴史や宗教、民族性を持つので、ある国で奏功している教育方法が別のタイプの学校で同じように機能するかは未知であり、女子校や共学校にはそれぞれに最適な方法があるのではないかと思う。教育方法が合うかどうかは、個人の適性もあるだろう】
確かにそうだよね。日本って戦後の洗脳歴史教育のせいで自国に対する劣等意識が強くなってしまったいせいか、何でも欧米崇拝しちゃうきらいがあるから。
日本の文化、治安、衛生環境、利便性は世界一だからね。これは海外に行ったことある人なら一発で分かるでしょう。海外の文化人で日本文化を称賛する人はほんとに多い。
でも、国の根幹を成す教育はどうなんだろ。
これ読んでて、中央大もハーロウ校の教育を実践すればいいのになと思っちゃった。英国つながりだし、訓育により明らかなカラーが醸成されるからね。武士道教育じゃなく、騎士道教育みたいな(底が浅いな)😆😆😆
でも、読んでて思ったことは、日本の教育と似てるなってこと。
だが、多様性は負けてるな。成熟度合いも負けてる。要はハーロウ校の生徒達の方が大人だってこと。日本の大学生って子供だもんね。見た目も心も昔の中学生くらいって言われるのがよく分かる。バカ大学だと見た目も頭も心も小学生みたいのもいるからね。
今度は、旧制中学、旧制高校、イートン校、その他の国のエリート教育に関する本を読んでみよう!面白くなってきた!