そもそも法とは『社会全体の幸福の量を増やす』もしくは『不幸の量を減らす』ためにこそ存在するのであり、それを達成できる法だけが、法として正しいのだと言える。いかなる国家であれ、その構成員の多数者の利益と幸福が、国家に関わるすべての事柄が決定される際の基準となるべきである。
なるほどね。勿論、少数派の意見を組み込むことも大事だ。
今のコロナ禍に引き付けると、感染症予防による生命の保護と、経済死のバランスがそれだ。
法律の世界では、
比較考量、比較考察、比較考慮、比較対照、最適バランス、最適解、天秤にかける。
こういう表現を使うよね。
法律の根幹は紛争解決。
双方の主義主張をすり合わせて、現況を緻密に分析し、これらを総合考慮して、一番よい解決方法を選択する。
法律の勉強は、紛争解決に最も有効なツールですよ。